クラシコスタイルのすゝめ – パンツ ダブルで行くのか?シングルで行くのか?おすすめの理由とポイント –

2025.04.23

きむ

ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ / マン ギンザ シックス店

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皆さんこんにちは。
銀座MANのきむです。
 
スーツやジャケパンスタイルを皆さん楽しまれる中で、疑問に思ったことはありませんか?
 
「あれ、パンツの裾ってどんな仕上げが正解なの?」
「パンツの裾でスタイリングはどう変わるの?」
 
今回はそんなお悩みにお答えいたします!
 
まずスラックスの場合。
モーニングやタキシードなどのフォーマルなシーンから派生したトラウザーズの歴史を紐解くとかなりの長編になってしまいますので端折らせていただきますと、結論的にドレスシーンではスラックスの裾は基本的にはダブルが一般的であると言われています。
 
今日のビジネスシーンでは簡略化された大量生産される安価なスーツやイージーなセットアップのジャケットスタイルが主流ですが、その中で端折られたディテールだと言えます。
 
ですが本来のドレスシーンではダブルが一般的であり、外せないセオリーの1つです。
 
裾をダブルにするかどうかの個人的な判断基準としては、タイを締めるかどうかが分かりやすいです。
 

ネクタイを締めるスタイリングでは素足にローファーを合わせないのと同じように、ドレスシーンにそぐわないからです。
 
ジャケパンスタイルでも同じ事が言えると思います。ドレスシーン、いわゆるビジネスの場においてのジャケパンスタイルにはやはりダブルが正解です。
 
ただし、上記はすべてドレス度が高いスタイリングの場合で、ドレスダウンしたスタイルは含みません。
 
ドレスダウンスタイルは、プレタポルテをはじめとしたミックスなスタイルでは構成される事が多いため、ドレスシーンのようなルールに近いほどにセオリーは強くありません。
 
しかし素敵に見えるスタイリングにはやはりコツが存在すると個人的には感じます。
 
例えば靴がスリッポンやエスパドリーユ、高さが低いスニーカーの場合。
この場合やはり足先のボリュームがなく軽いので、裾もシングルやタタキの方が繋がりは
綺麗です。
 

ポイントはソールの薄さです。
 
 
ジーンズやチノパンの場合
ジーンズの裾は三つ折りのタタキ仕上げ、チノパンも同じくタタキ仕上げが一般的です。
 

コットンパンツでも、スラックスの作りのものはお好みによってシングルで仕上げても良いです。
 

いかがでしたか?
パンツを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
 

 

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