クラシコスタイルのすゝめ –一着のジャケットで魅せる大人の着回し術 “Business and dinner styling” –

2025.04.07

sano

パリゴ松山店

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こんにちは。
パリゴ松山店のsanoです。
 
洗練された大人の男性にとって、日々の装いは自己表現として非常に大切です。特にクラシコスタイルを愛する紳士なら、シーンに合わせた着こなしもお手の物。
今回は、一着のジャケットを「ビジネス」と「ディナー」シーンに合わせて着回し、スタイリングをご紹介します。
 
今回はTAGLIATORE(タリアトーレ)のネイビーのウールヘリンボーンジャケットをベースにスタイリングいたします。
 

 
1. ビジネススタイル
ビジネスシーンでは、端正な佇まいと清潔感が求められます。
また、季節に合わせた色使いも重要です。
 

ネイビー×ホワイトの春夏の王道的な色合わせです。
白のドレスシャツやホワイトパンツで、季節感や清潔感を存分に感じられるスタイリングにいたしました。
勤め先のルールや風土によって、ホワイトパンツが難しい場合は、ミディアム~ライトグレーのスラックスを合わせていただくと良いと思います。
 

王道過ぎてもこだわりを感じられず着こなしとして面白くないので、ネクタイは少し変化球なヴィンテージ調の幾何学模様のネクタイをチョイス。クラシックながら、着こなしのアクセントになるイメージです。
こちらのネクタイは生地の色出しが絶妙で、ブルーグリーンとグレーをミックスしたような上品なカラー。ネイビーのジャケットに非常にマッチします。
 

シューズは本来もう少しフォーマル度の高いものを合わせても良いですが、今回は全体のスタイリングの印象に馴染むよう、少し軽やかにタッセルローファーを合わせています。
 

このコーディネートなら、取引先との商談や社内会議でも品格を保ちつつ、爽やかでかつ信頼感を与えてくれると思います。
 
 
2.ディナースタイル
仕事終わりのディナーでは、仕事の堅実さは少し残しつつも、どこか大人の余裕を感じさせるスタイルが理想的です。
そこで、ジャケットはそのままに、インナーや小物でエレガントな雰囲気へとシフトチェンジします。
 

インナーとなるシャツは、XACUS(ザッカス)のシルクのような光沢感のある濃色のシャツをチョイス。シックにまとめ、夜のムードに合う印象です。少し色気を演出します。
 

小物は、首元をネクタイからシフトチェンジ。
ROBERT FRASER(ロバートフレイザー)のスカーフタイをアスコットタイのようにさりげなく首元に添えます。
 

シューズもビットローファーをチョイスして、艶感を増します。
エレガントで品を感じさせながらも、大人のディナーのイメージに合うラグジュアリーな印象を与えるスタイリングです。
 
合わせるアイテムも色、素材、小物で変化をつければ、同じジャケットでも全く異なる表情を楽しめます。
 
クラシコスタイルを楽しむなら、シンプルながらも上質なアイテムを選ぶことはもちろん、今回のようにシーンに合わせた着こなしを意識することが重要です。
一着のジャケットを活かした着回し術を身につければ、ビジネスでもプライベートでも、常に洗練された印象を保つことができます。
 
是非、自分らしいクラシコスタイルを楽しんでみてください。
 
明日からの着こなしの参考になりますと幸いです。
 
 

 

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