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      Designers interview第二弾-HYKE(ハイク)-

      2020.10.17

      PARIGOT

      パリゴ本社

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      (株)アクセ創業95周年を記念した別注アイテムを作成いただいたブランドのデザイナーさんへのスペシャルインタビューをお届けします。
      第二弾は、HYKE(ハイク)のデザイナー、吉原秀明さん、大出由紀子さんです。

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      お二人でブランドを立ち上げるに至った経緯を教えてください。

       
       
      「〈green〉は1998年に開業した古着屋のオリジナルとしてスタートしています。その後、店を閉めメーカー業へシフトしていきました。」
       
       
       

      お二人のお仕事の分担を教えて下さい。

       
       
      「企画、デザインは2人で行います。ブランディング、クリエイティブディレクションは吉原が、プロダクト関連の業務全般は大出が担当しています。」
       
       
       

      〈green〉の時と〈HYKE〉をはじめられて変化したことはございますか?

       
       
      「〈green〉ではシーズンごとにテーマを設けてデザインしていたのに対して、〈HYKE〉はテーマを設けずにデザインしていることです。
      また、〈HYKE〉立ち上げ時からコラボレーションを積極的に行っています。コラボレーションのパートナーが持つ、自分たちにはない専門的な技術や知識を積極的に取り入れて、新しいデザインを生み出す取り組みを続けています。」
       
       
       

      〈HERITAGE AND REVOLUTION(服飾の歴史、遺産を自らの感性で独自に進化させる)〉をコンセプトとされ、vintageに精通されていらっしゃると思いますが、vintageに興味を持たれた年代やきっかけがありましたら教えて下さい。

       
       
      「学生の頃、まだファストファッションなど無く、安価で買える古着にはまっていました。その中でもジーンズには、時代ごとに技術の進化の影響によるディティールの変化があり、調べたり、覚えることに夢中になりました。そこからの派生でワークウェアやミリタリーウェアにも共通の魅力があることを知り幅が広がっていきました。」
       
       
       

      ハイクのスタートよりキーワードとなっている〈アウトドア・ミリタリー・ワーク〉に毎シーズンスパイスを加えられていますが、シーズン毎に新しく取り入れられているデザインはどこから着想を得る事が多いですか?

       
       
      「コレクションしているVINTAGEや服飾史の資料などから着想を得ることが多いです。ヴィンテージは服飾の歴史そのものです。美術館に保管されていてもおかしくないような古いものをVINTAGE SHOPで簡単に見つけることが出来ます。その中でもWORK WEAR、MILITARY WEAR、OUTDOOR SPORT WEARは道具としての衣服なので、常に最先端技術を取り入れて作られており、時代ごとに独特の魅力があります。」
       
       
       

      ファッションの世界だけでなく、インテリアや音楽にも幅広い趣味等をお持ちですが、お気に入りのデザイナーやアーティストの方がいらっしゃったら教えて下さい。

       
       
      「建築や家具は、コルビジェ、ペリアン、ジャンヌレ 、アイリーン グレイ 、プルーヴェなどが好きです。音楽は幅広く聴くので、お気に入りと言われてもなかなか選べないですね。HYKEのランウェイで使われる音源を制作するためにUYKと言うユニットを組んでいるのですが、2016 FWから2018 SSシーズンまでの楽曲をまとめたものを発売しており、HYKEのOFFICEやプレスルームでいつも流しています。」
       
       
       

      グリーンからスタートしたお二人のブランドの歴史もおよそ20年を迎えられてますが、これからの展望を教えて下さい。

       
       
      「目の前の仕事に全力で向き合ってきた結果が、20年の長きに渡りデザイナーとしてのキャリアを継続できたと実感しているので、今後も日々仕事の精度とクオリティを上げることを目標としています。」
       
       
       

      素材や縫製にこだわられたコレクションですが、素材や縫製のこれだけは譲れないという拘りについて教えて下さい。

       
       
      「コンセプトにあるようにVINTAGE WEARなどから得たインスピレーションを独自に進化させデザインする事を、素材選びや縫製技術でも意識的に取り組んでいます。HYKEにとって、生地、パターン(型紙)だけではなく、パーツ類や縫製仕様もデザインの重要な要素という事です。」
       
       
       

      別注アイテムについて教えて下さい。

        

      HYKEのCollarless Trench Coatを元に、パリゴ限定素材にて別注したノーカラーのトレンチコート。
      ポリエステル、ウール、レーヨン、ナイロン、ポリウレタンの五者混素材。素材ごとの色が混ざり合い、表情に独特な深みがあります。
      肌触りが良くしなやかな素材に、全面芯を施し張りのあるシルエットに仕上げています。
       
       

       
       

      ファンの方にメッセージをお願いします。

       
       
      「ACCES 95周年を記念し、別注ITEMをデザインしました。皆さんに喜んでいただけると幸いです。」
       
       

       
       
       
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      HYKE(ハイク)
       
      デザイナー 吉原秀明 大出由紀子
       
      1998年 <green>を立ち上げ、デザイナーとしてのキャリアをスタートする。
      2009年 SSシーズンで活動休止。
      2013年 およそ4年間のブランクを経て、ブランド名を<HYKE>に改め、HERITAGE AND EVOLUTIONをコンセプトとして2013 FWシーズンに活動を再開する。