HYKE(ハイク)とは?メンズコレクション本格始動で改めて注目されるブランド
2026.10.22
2026.10.22
Nishigaki
パリゴ福山店
PARIGOT福山店のNishigakiです。
今回は、個人的にも長年その魅力を感じているブランド、HYKE(ハイク)についてご紹介します。
ファッション好きの方であれば、最近HYKEに関するニュースを目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それが、2027年春夏コレクションからのメンズウェアの本格展開です。
これまでもジェンダーレスなアイテムを数多く展開してきたHYKEですが、メンズウェアへの展開をさらに広げたことで、改めて注目が集まっています。
実はPARIGOTでは、HYKEの前身であるGREEN(グリーン)の時代から、そのものづくりに触れてきました。
福山店でも以前から男性のお客様にご愛用いただいており、私自身も長年取り扱う中で、ほかのブランドにはない魅力を感じています。
今回のニュースをきっかけにHYKEを知った方はもちろん、以前から気になっていた方にも、ぜひその魅力を知っていただきたい。そんな思いから、今回はHYKEというブランドの魅力と、2026年秋冬のおすすめアイテムをご紹介します。

HYKEは、デザイナーの吉原秀明氏と大出由紀子氏によって2013年にスタートした日本のファッションブランド。その前身となるのが、1998年に設立されたGREEN(グリーン)です。
もともと古着屋を営んでいた両デザイナー。ヴィンテージウェアへの深い造詣を背景に、ミリタリーやワークウェアなど、時代を超えて愛される服を独自の解釈で再構築しています。
ブランドコンセプトは、「HERITAGE AND EVOLUTION(服の歴史と進化)」。過去の洋服が持つ機能性やディテールを尊重しながら、現代のファッションへと昇華させる。この姿勢こそが、HYKEのものづくりの根幹にあります。
これまでもユニセックスで楽しめるアイテムが展開されてきましたが、今後はメンズコレクションの本格始動によって、さらに注目が集まることが予想されます。
ただ、長年取り扱ってきた私たちとしては、今回のニュースをきっかけに初めてHYKEを知った方にも、ぜひその本質的な魅力に触れていただきたいと思っています!!

私が長年HYKEを取り扱う中で感じている魅力。それは、「匿名性」と「玄人好みのものづくり」にあります。
ファッションには、ブランドのロゴや特徴的なデザインによって、自分のスタイルを表現する楽しさがあります。一方、HYKEはその対極にあるブランドだと感じています。
一見すると、非常にベーシック。大きなロゴが入っているわけでも、奇抜なデザインが施されているわけでもありません。
しかし、よく見ると絶妙なシルエットや独特なパターン、素材の表情など、随所にこだわりが詰まっています。そして、その魅力は実際に袖を通すことで、より明確になります。
例えば、何気ないデニムジャケット。ヴィンテージを踏襲したディテールでありながら、肩の落ち方や身幅のバランスによって、現代的な佇まいに仕上げられています。
決して派手ではない。それでも、どこか洗練されて見える。個人的には、ここにHYKEの大きな魅力があると感じています。
福山店でHYKEをご購入いただく男性のお客様にも、共通する価値観があるように感じます。それは、単純に人と違う洋服を着たいということではありません。
ベーシックなアイテムだからこそ、素材やシルエット、ブランドの背景まで含めて、自分が納得できるものを選びたい。そんなお客様に支持されている印象です。
周囲から見れば、何気ないシンプルな装い。しかし、洋服が好きな人が見れば、その選び方にセンスを感じる。そして何より、着ている本人がその洋服の価値を理解し、満足できる。
HYKEには、そんな内面的な豊かさを感じさせる魅力があります。
HYKEを語るうえで欠かせないのが、ヴィンテージウェアへの深い理解です。ミリタリーウェアやワークウェアには、本来それぞれの用途に合わせて考えられた機能的なディテールが存在します。
ポケットの配置や大きさ、袖の構造、素材の選定。そうした要素には、すべて理由があります。HYKEの面白さは、それらを単に復刻するのではなく、現代のファッションとして再解釈しているところです。
例えば、今回入荷しているフリースジャケット。フリースと異素材を組み合わせた切り替えや、立体的な袖の構造など、アウトドアやミリタリーウェアを思わせる機能的なデザインでありながら、全体のバランスは非常に洗練されています。
こうしたアイテムは、単に機能性を追求した洋服とも、デザイン性を優先した洋服とも異なります。その両方を高い次元で成立させているところに、HYKEらしさを感じます。
また、HYKEは生地や縫製など、ものづくりの背景にも真摯に向き合っているブランドです。価格だけを見れば、決して気軽に購入できる洋服ばかりではありません。
しかし、素材やディテール、製品としての完成度を知るほどに、その価格にも理由があると感じさせてくれます。洋服を単なる消耗品ではなく、長く付き合うものとして選びたい。そんな方にこそ、ぜひ触れていただきたいブランドです。
ここからは、現在PARIGOT福山店で展開している2026年秋冬コレクションの中から、特におすすめしたいアイテムをご紹介します。

まずご紹介したいのが、HYKEのものづくりを象徴するデニムジャケット。一見するとオーセンティックなデニムジャケットですが、細部を見るとHYKEらしい解釈が随所に感じられます。
特徴的なのは、フロントに配された大きなパッチポケットと、ヴィンテージを思わせるディテール。また、程よくゆとりを持たせた身幅と肩の落ち感によって、現代的なシルエットに仕上がっています。
ヴィンテージデニムの持つ無骨さを残しながら、どこか上品に見える。この絶妙なバランスが非常に魅力的です。

今回は、ベージュカラーのワイドチノと合わせてスタイリングしてみました。
デニムジャケットというと、アメカジやワークスタイルの印象が強いアイテムですが、HYKEの場合は少し違います。
ゆとりのあるシルエットを活かしながら、色数を抑えてまとめることで、カジュアルでありながら洗練された印象に。個人的には、こうしたシンプルな着こなしこそ、HYKEの魅力が際立つと感じています。

フロントのディテールやデニムの色落ちも、ぜひ注目していただきたいポイント。新品でありながら、長年着込んだヴィンテージウェアのような奥行きのある表情が楽しめます。

背面のディテールにも、ヴィンテージウェアを思わせる意匠が取り入れられています。決して目立つ部分ではありませんが、こうした細部へのこだわりこそ、洋服好きの心をくすぐるポイントではないでしょうか。

続いてご紹介するのが、今回の2026年秋冬コレクションで特におすすめしたい、PARIGOT別注のキルティングライナージャケット。
こちらは、PARIGOT岡山店のリニューアルオープンを記念して製作された、HYKEとのスペシャルコラボレーションモデルです。
ベースとなっているのは、2026年秋冬コレクションの新型「FAUX LEATHER QUILTED JACKET」。そこから素材をナイロンダブルリップストップへ変更し、PARIGOTならではの一着に仕上げています。
特徴的なのは、ミリタリーウェアを彷彿とさせるキルティングパターン。立体感のあるデザインでありながら、ノーカラーのすっきりとした首元によって、非常に洗練された印象に仕上がっています。
また、ナイロンダブルリップストップは、格子状の織り柄が特徴的な素材。軽量でありながら中綿による保温性も備えており、秋口の羽織りから真冬のレイヤードまで、長いシーズン活躍してくれます。個人的には首の詰まったアイテムと合わせたくなりますね!

今回はホワイトのインナーにブラックのワイドスラックスを合わせ、モノトーンでスタイリングしました。
ミリタリー由来のアイテムでありながら、こうしたクリーンなスタイリングにも自然に馴染む、まさにHYKEらしい一着だと思います。

近くで見ると、キルティングの立体感や生地の表情がより際立ちます。そして、ぜひ注目していただきたいのが内側に配されたタグです。

素材構成や品番、製造国などが記載された、ミルスペックを思わせるデザイン。こうした表記からも、ブランドが大切にしているミリタリーの世界観が感じられます。
デザインだけではなく、素材選びや細かなディテールまでこだわり抜かれた一着。HYKEを以前からご存じの方にも、初めて手に取られる方にも、ぜひおすすめしたいアイテムです!

アウター以外にも、福山店ではニットやスウェットなど、幅広いアイテムを展開しています。HYKEの魅力は、こうしたベーシックなアイテムにも表れています。
シンプルだからこそ、素材の表情やシルエットの美しさが際立つ。特にニットやスウェットは、日常的に着用する機会が多いアイテムだからこそ、細かな違いが満足感につながるのではないでしょうか。
すでにお気に入りのアウターやパンツをお持ちの方にも、まずはこうしたアイテムからHYKEの世界観を取り入れていただくのもおすすめです。
今回ご紹介したアイテム以外にも、PARIGOT福山店ではHYKEのメンズアイテムを幅広く取り揃えています。デニムジャケットやキルティングアウターをはじめ、フリース、ニット、スウェットなど、さまざまなアイテムをご覧いただけます。
長年HYKEを取り扱ってきた中で感じるのは、このブランドの魅力は、写真や言葉だけでは伝えきれないということです。
実際に袖を通したときのシルエット。生地に触れたときの質感。そして、細部に込められたものづくりへのこだわり。そうした一つひとつを知ることで、より深く好きになっていただけるブランドだと思います。
今後、メンズコレクションの本格始動によって、さらに注目が集まるであろうHYKE。しかし、トレンドとして注目される以前から、その魅力は変わらず存在しています!
流行に左右されることなく、自分自身の価値観で洋服を選ぶ。そんな方にこそ、ぜひ一度HYKEの洋服を手に取っていただきたいと思います。
福山・尾道エリアはもちろん、HYKE(ハイク)のメンズアイテムをお探しの方は、ぜひPARIGOT福山店へお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております☺︎
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