株式会社アクセ創業100周年記念特設ページ

おかげさまで創業 100周年。

DNAに刻まれた進取の精神を胸に、
次の100 年を拓く。

1925年、広島・尾道の地に創業して以来、
100年の時が私たちの挑戦の歴史を刻み込んだ。
目指すのは、訪れること自体が目的となる
「ワールドクラスのデスティネーションストア」。
それは、お客様一人ひとりの物語に寄り添い、
期待を超えて、忘れられない体験を創造する空間である。
私たちの強みは、決して平坦ではなかった歴史の中で、
常に変革を追い求めてきた挑戦の意志そのものである。
創業者から受け継ぐ「店は客のためにあり」という理念を礎に、
時代の変化を読み解き、世界に活路を見出す戦略を掛け合わせる。
そして、その価値を最終的にお客様へ届けるのは、
現場に立つ社員一人ひとりだ。
この「社員全員によるマーチャンダイジング」の思想こそ、
私たちの競争力の源泉にほかならない。
この理念と挑戦の意志を胸に、地方から日本の第一線で
世界の人々にその輝きを放ち、その輝きが地域社会への希望と
誇りとなる企業でありたいと、心から願う。

1925年、広島県尾道市の小さな洋装店から始まったアクセ。
戦後の復興、ファッションの多様化、そしてデジタル時代の到来。
私たちはその時々の時代とともに、人と街、そして文化に寄り添いながら歩んできました。

創業者が抱いた「ファッションを通して人を幸せにしたい」という想い。
その想いは、今も社員一人ひとりの心に息づいています。
映像では、創業からの歴史を辿るとともに、現在を支えるスタッフや役員の声を通して、“100年を超えて続いていくアクセの精神”を映し出しました。

過去を振り返るだけでなく、次の100年に向けて、私たちは新しい挑戦を始めています。
これからも、ファッションの可能性を信じ、街とともに、そして人とともに歩み続けます。

歴史のバトンを、未来へ。

1925

Founded "Takashigi Ojyameten"

1947

Established "Takashigi Yosomono Co., Ltd."

1957

Opened "Onomichi Marubeni"

1967

Opened "Junior Department Marubeni"

1992

Opened "PARIGOT Onomichi"

1997

Opened "PARIGOT Fukuyama"

1999

Opened "PARIGOT coeur"

2000

Opened "HANARE"

2001

Opened "PARIGOT D&E"

2002

Moved "PARIGOT Fukuyama"

2003_1

Opened "Onomichi Marubeni"

2003_2

Opened "Onomichi Marubeni"

2005

Opened "Onomichi Marubeni"

2006

Opened "Onomichi Marubeni"

2009_1

Opened "Onomichi Marubeni"

2009_2

Opened "Onomichi Marubeni"

2011_1

Opened "Onomichi Marubeni"

2011_2

Opened "Onomichi Marubeni"

2012_1

Opened "Onomichi Marubeni"

2012_2

Opened "Onomichi Marubeni"

2013

Opened "Onomichi Marubeni"

2015_1

Opened "Onomichi Marubeni"

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Opened "Onomichi Marubeni"

2017

Opened "Onomichi Marubeni"

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Opened "Onomichi Marubeni"

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Opened "Onomichi Marubeni"

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Opened "Onomichi Marubeni"

2024_2

Opened "Onomichi Marubeni"

アクセの原点と、再生の軌跡——　創業の精神と再生の物語がつないだ、100年の歩み　——

尾道に灯った一筋の光。PARIGOTの原点、進取の精神

1925年、初代・髙垣繁太郎が尾道で創業した「髙垣大安店」。
まだ交通も物流も限られた時代に、地域問屋を介さず生産地へ直接向かい、“良い品を、より早く、より安く届ける”という革新的な挑戦が始まりました。
戦後には「髙垣洋装店」、1957年には総合衣料品店「尾道まるべに」へと発展。
地域に根ざし、暮らしを支える存在として飛躍を遂げたこの時代に、後のPARIGOTを形づくる **進取の精神** が確かな輪郭を帯びていきました。

世界への扉を叩いた日。アメリカで芽生えた変革の視界

1ドル360円時代が終わりを迎えた1972年。
環境の大きな転換点を捉え、二代目・剛士は単身アメリカ西海岸へ。
当時としては画期的な行動力で、現地の流通や都市文化に触れ、“世界から学び、次を創る”という確かな渇望を抱きます。
地方にいても世界は変えられる——。
その気づきが、未来への挑戦をさらに加速させていきました。

世界基準との出会い。価値観を揺さぶったヨーロッパの旅

1973年、変動相場制への移行を追い風に、剛士はヨーロッパ各都市へ。
パリ、ロンドン、ミラノ、ローマ——。
建築、街並み、文化、大型商業施設など、あらゆる“世界基準”と対峙し、視野は大きく広がっていきました。
旅の様子を8ミリカメラに収め、6人の子どもに見せながら、“外へ目を向けること”を家族ぐるみで共有したこの体験は、後にPARIGOTが世界とつながるための原点となりました。

逆境からの再出発。兄弟が見た“未来への航路”

1977年、二代目・剛士が47歳で急逝。祖父である初代が再び舵を取るも、大型ショッピングセンターの出現により事業は苦境に立たされます。
そんな厳しい時代の中、1987年には長男・圭一朗（三代目会長）が入社。
1990年には次男・孝久（現社長）がヨーロッパ20都市を視察し、翌1991年には兄弟でアメリカ周遊へ。
“このままでは終われない”——。
危機を前に、未来を切り開くための視点が芽生え、のちのPARIGOT誕生へつながる挑戦のストーリーが静かに動き始めます。

PARIGOT誕生。再生と前進の物語

1992年、社運を賭けて新業態「PARIGOT」が誕生。
尾道という地方都市から、新しいファッション価値を届ける挑戦が始まります。
1996年には孝久（現社長）が入社し事業は加速。
尾道・福山での4店舗展開、2003年の「アクセ広島」開業、そして海外バイイングの本格化により、PARIGOTは「世界とつながるセレクトショップ」へと進化します。
地方だからこそ生まれる発信力。
その証明となる時代でした。

デスティネーションストアへの道。PARIGOTの現在地と未来

2011年、ついに東京出店を果たし、既存店の刷新と瀬戸内エリアでの拡大を推進。
2017年にGINZA SIXへ出店し、都市型店舗としての存在感を確立しました。
2023年には未来形パリゴとして「Le GRAND CLOSET de PARIGOT」が誕生。
2024年には東京初のメンズ新店も開業し、ブランドは“デスティネーションストア”へと進化を続けています。
100年前と同じく、尾道から世界へ。
その歩みは、いまも確かに前へ進み続けています。

AZABUDAI HILLSルグランドクローゼットドゥパリゴ麻布台ヒルズ

ⒸKOZO TAKAYAMA

2023年11月に、パリゴの未来形となる新業態
ルグランドクローゼットドゥパリゴが麻布台ヒルズに開業。
インテリアデザインをWonderwall®の片山正通氏が手がけた。
世界中から厳選したファッションブランドを取り揃えるショップの情報量の多さを、
シズル感とアイデンティティに変換すべく片山氏が導き出したのは
“世界で一番大きなウォークインクローゼット” というコンセプト。
空間を洋服好きなパリっ子の溢れかえるクローゼットに見立て、
キュレーションされたコレクションを覗き見るようなアイディアを
空間に落とし込むことで、新鮮なショッピング体験を構築した。
併設されたガラス扉のあるクローゼットエリアは、
ブランドやテーマにフォーカスしてポップアップなどのイベントにも対応。
このエリアは閉店後もウインドウショッピングが楽しめる。

ⒸKOZO TAKAYAMA

Wonderwall® 片山正通インテリアデザイナー、Wonderwall® 代表、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授

1966年生まれ。ファッション等のブティックからブランディング・スペースや住宅、大型商業施設の全体計画まで、世界各国で多彩なプロジェクトを手がける。片山正通氏率いるWonderwall®は、コンセプトを具現化する際の自由な発想、また伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるバランス感覚が国際的に高く評価されている。近作に、外務省主導によるJAPAN HOUSE LONDON、THE TOKYO TOILET 恵比寿公園トイレ、 NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU、LOUIS VUITTON MEN’S FALL-WINTER 2025 SHOWなどがある。

Photo : Kazumi Kurigami

GINZA SIXルグランドクローゼットドゥパリゴマン　ギンザシックス

ⒸKOZO TAKAYAMA

ファッションを愛する架空のアートコレクターが、洋服を愛でるためにつくったプライベートクローゼットパリゴの東京初のメンズ、且つ新業態の旗艦店となる
「ルグランドクローゼットドゥパリゴ / マン」。
世界的なハイブランドやデザイナーズブランド、
クラシコイタリアからラグジュアリースポーツまで、
大人の男性のための逸品を取り揃える。
インテリアデザインを手がけたWonderwall® 片山正通氏のインスピレーションソースは、
ベッヒャー派を代表するドイツ出身の写真家カンディダ・へーファーの
無味乾燥なようでいて見る者の感情を揺さぶるイメージ。
そしてもう一つクリスチャン・ベールが主演を務め、
80年代NYを舞台にヤッピーのエグゼクティブライフを描いた映画『アメリカン・サイコ』の、
リアリティが希薄で白昼夢のような世界観。
モードやラグジュアリースポーツと、クラシコという振れ幅のある商品群に合わせ、
コンテンポラリーとオーセンティックの２方向のエリアを用意している。

ⒸKOZO TAKAYAMA

流れる風まで、美意識の中にあるパリの街。
最新鋭のモードと個性の表現を軽やかに愉しむパリの洗練された感性をイメージして
PARIGOTは生まれた。
スタイルに余裕を感じさせる深みは、
ただ新しいだけでなく、美しいヒストリーから感じるもの。
PARIGOTのルーツは、1925年。
広島の尾道で生まれ、 100年の時間をかけて磨かれたホスピタリティと、
世界中から集められた最先端のファッションの醍醐味を体感していただける。
時の動きを敏感に感じ、エイジレスに自分らしい魅力を望む、
あなたの人生にPARIGOTという感動のメゾンを。

産地とデザイナーを繋ぐ
「JAPAN DENIM」プロジェクト

広島県福山市、岡山県井原市を中心とする備中備後地域。
この地域は国産デニムの8割が生産され、インディゴ染色から織布、縫製、加工など
70社を超えるデニム関連事業社が集結する一大生産地。
また児島地区のある岡山県東南部の備前地域には製品加工の事業者も多く、
これらの地域の熟練工の手仕事のレベルの高さは世界からも注目され、
海外ハイブランドのデニム製品も多岐に渡り手掛けている。

「JAPAN DENIM」は、 CO₂排出削減可能なインディゴ染色や、
再生繊維・オーガニックコットンの採用、
化学薬品や水使用が低減できるレーザー加工・オゾン加工等、
地域環境を守りながらサスティナブルな事業活動を通して
社会に貢献する事をメインテーマに掲げ、世界に発信するデニムプロジェクト。
世界が認めるクオリティを生み出す三備地域（備後地域・備中地域・備前地域）の技術力と、
国内外で活躍するデザイナーが織りなす
これまでになかった最新のデニムコレクションを展開している。

この新たな試みが国内、そして世界に向け、
サスティナブルな日本のデニムの可能性を広げていく。

JAPAN DENIM オフィシャルサイト

これまで支えてくださった皆さまへの感謝を込めて、セレクトショップ「PARIGOT(パリゴ)」から、100周年記念の特別別注アイテムをご用意いたしました。長い歴史と培った審美眼を背景に、今を代表するブランドとの協業で生まれたアイテムは、"100年の歩みとこれからの未来"をつなぐ特別なコレクションです。

幅広いブランドとの協業で生まれた全59アイテムをリリースいたします。