de PARIGOT / MAN
架空のコレクターが愛する洋服たちを、
愛でるために作ったプライベートクローゼット。
ジャンルを越えて選ぶ、
4つの秋冬スタイル。
GINZA SIXの「Le GRAND CLOSET de PARIGOT / MAN」で店長を務める、きむ。179cm・骨格ウェーブ。
柔和かつ洒脱なスタイルを、幅広いテイストで提案するスタイリストです。
シリーズ第4弾の今回は、クラシコイタリアの名門と、日本・パリのデザイナーズを一つの装いに同居させた4スタイルをお届けします。
LARDINIのジャケットに京都発のRAINMAKER、PARIGOT別注のEMMETIにPIERRE HARDY。
ブランドの肩書きではなく、自らの審美眼で服を選ぶ大人へ。
Le GRAND CLOSET de PARIGOT / MAN GINZA SIX 店長
179cm・骨格ウェーブ・パーソナルカラー Spring
チェックの奥行きを、
黒で引き締める。
シェパードチェックにオーバーペーンを重ねた、LARDINIならではのテキスタイル。織り感のあるコットンウールは見た目にも軽やかで、柄ジャケットにありがちな重さを感じさせません。インナーにはRAINMAKERのハイネックシャツを。黒で首元からボトムスまでをつなぐことで、柄の奥行きがいっそう引き立ちます。
- サイズ感ジャスト(きむ着用:48)
- 素材感織り感のあるコットンウール
イタリアの名門ファクトリーのジャケットに、京都発のデザイナーズシャツ。ブランドの出自ではなく、“似合うかどうか”で組み合わせる——それがこのクローゼットの選び方です。黒のハイネックなら夜の会食に、白シャツに替えれば週末のギャラリー巡りに。一着で装いの振れ幅をつくれる柄ジャケットは、持つほどに出番が増えていきます。
レザーを、
テーラードのように纏う。
ウールアウターよりも軽やか——レザーとは思えないほどの着心地が、PARIGOT別注のJURIの真骨頂。薄くしなやかなレザーで、レザー特有の“じゃじゃ馬”な着心地が苦手な大人にも、自信を持っておすすめできる一着です。黒のワントーンに、足元はPIERRE HARDYのスニーカーで軽さを添えて。
- サイズ感やや細身(きむ着用:48)
- 素材感薄くしなやかなレザー
上質なレザーは、品格をまといながら気負いを感じさせない大人の特権。軽さが際立つJURIは、ジャケットの代わりに羽織る“もう一枚のテーラード”として。イタリアのレザー、パリのシューズ。国もジャンルも違う二つが、黒という共通言語で一つにまとまります。
白い大理石の床に、黒のスチール什器。その奥に、木目に包まれた小部屋が続く——。 Wonderwall®が手がけた空間は、洋服を“売り場”ではなく、一人のコレクターの“クローゼット”のように見せてくれます。 今回のスタイリングも、この木のクローゼットを背景に撮影しました。



Photo ©KOZO TAKAYAMA / interior design by Wonderwall®
ジャケットを脱いでも、
品よく。
主役はBRIGLIA 1949のテーパードパンツ。ややジーンズのようなフェード感のあるピーチスキンコットンで、品のよさを保ちながらも、裾を少し溜めてカジュアルに穿くのもオツな一本です。トップスにはmarkaのシャツカーディガンを合わせ、ジャケットなしでも端正な輪郭に。
- サイズ感細身(きむ着用:46)
- 素材感微起毛のピーチスキンコットン
ジャケットを脱いでも成立する装いは、大人の余裕そのもの。日本のデザイナーズによるシャツカーディガンと、イタリアのパンツ専業ブランド、BRIGLIA 1949。クラシコとデザイナーズを同じ棚に並べるこの店だからこそ生まれる、肩の力の抜けた組み合わせです。
モードのパンツを、
クラシックに穿く。
RAINMAKERのシャーリングトラウザーズは、意外にもクラシカルなスタイリングにハマるシルエット。その理由は、確かな仕立ての背景にあります。ドライタッチなポリ生地のゆったりとした一本は、モードにもクラシックにも振れるマルチプレイヤーです。
- サイズ感ゆったり(きむ着用:4)
- 素材感ドライタッチなポリ生地
ダブルのチェックジャケットに、マゼンタのニット。そこへデザイナーズのトラウザーズを合わせることで、王道のクラシックがほんの少しだけ崩れ、今の空気をまといます。“正統”を知っているからこそできる外し方。成熟した装いにこそ、遊びの余白を。
GINZA SIX(ル グランド クローゼット ドゥ パリゴ / マン ギンザ シックス店)




























