
Reflection
2026 Fall Winter
霧が山をつつみ、
輪郭が、白くほどけていく。
氷の下で、春を待つみどり。
早朝に降る、細かな雪。
風に鳴る、すすき。
霧のなかで揺れる、野の花。
目には見えないけれど、
たしかにそこにある景色を、
糸と手仕事で、布にうつす。
冬のはじまりに、
その景色をまとう、六つの装いを。

Look 01
花びらの、
舞うなかで。


花が浮かんでは、沈む。
透ける白をはおって、柄にやわらかな影を重ねて。
小物は黒で、輪郭だけを引き締めます。
Other Items

Look 02
光のなかの、
小さな花。


柄のトップスにベストを重ねて、花に花を。
デニムで力を抜けば、いつもの日にもなじみます。
光の角度で、織りの艶が変わります。

Look 03
霧のむこうの、
みどり。


濃い緑から白へ、ほどけていく色。
足元は黒でまとめて、ニットのグラデーションだけを浮かび上がらせて。
首元と裾にのぞく白が、全体を軽くしてくれます。

Look 04
点で描く、
山の輪郭。


ふっくらとした編み地に、もう一枚のニットを肩から。
色を落としたワイドパンツで、点描の柄をすっきりと見せて。
重ねるほど、冬らしい奥行きが生まれます。

Look 05
雪は、
枯れ草の上に。


上下を同じ生地でそろえて、ひとつの景色に。
インナーと足元に淡い色を差すと、黒のなかに毛足の表情が見えてきます。
袖を通しても、肩にかけるだけでも。

Look 06
いつもの日の、
静かな艶。


身体にそう一枚に、ざっくりとしたグレーのパンツを合わせて。
コートの襟元から、ひとすじの緑をのぞかせて。
はおりものの下で、さりげなく光ります。




