今季のデザインベースになったのはキルトスカート。 巻きスカートのデザインになっており、サイドをデニムプリーツにすることで アシンメトリーなシルエット、歩くたびになびく動きのあるスカートになっています。
デニムにプリーツをかけられるのは日本でもひとつの工場のみ。職人の技術を現代的なデザインに昇華したスカートです。
JAPAN DENIMはSDGs全17項目の開発目標達成に向け、事業活動を行っています。
その一つとして、「SUSTAINABLE 持続可能な事業活動」を掲げ、地球環境を守りながらサスティナブルな事業活動を通して、社会に貢献します。農薬不使用のオーガニックコットン・再生繊維の採用、レーザー加工や低温バイオ加工・オゾン加工により水・薬剤使用量を低減させ、下げ札やショッピングバッグにはFSC認証紙を使用するなど、環境に配慮したサスティナブルな事業活動を行っています。以下、この製品での取り組みをサスティナブルポイントとしてまとめています。
染色専門業者・坂本デニムが開発した環境に配慮したシステム。洗浄薬品や温水を使用せず、常温電解水を使用することで、素材の負荷を低減し環境に優しい染色方法で染めています。また、重油使用量を約40%削減できるボイラーシステムを導入し、CO2排出削減に努めています。さらに、染色工程における全ての廃水を瀬戸内海水質規制に基づき廃水処理を行い、廃水処理後に出る汚泥と一般ごみをバイオ加工したい肥化するなど、エコループを実現しています。
無農薬で栽培されたオーガニックコットンを使用。オーガニックコットンは、化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を一切使わず2~3年使わず、有機肥料やてんとう虫等の益虫を活用して、手間をかけながら、昔ながらの自然な方法で栽培されています。水使用量の削減やCO2排出削減、薬剤使用量ゼロなど環境負荷軽減に寄与します。
オーガニックコットンの使用やエコ染色の採用により、薬剤使用量が低減します。
太陽光パネルが設置された工場で生産されています。太陽光発電は、光エネルギーを電気エネルギーに直接変換するもので、物理的あるいは化学的変化を伴いません。発電時に一切の排出物の発生がないクリーンな発電方式です。
DYEING:坂本デニム㈱
FABRIC:菱友商事(株)
SEWING:日本デリバリーサービス(株)
FINISHING:(株)晶栄