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自己紹介をお願いいたします!

パリゴ尾道店マネージャーの岩男貴之です。2010年入社で、今年で16年目となります。今まで尾道店と福山店で勤務してきており、メンズ、レディース共に接客をさせて頂いております。

今日のスタイリングのポイントを教えて下さい。

オーソドックスなネイビーのスーツスタイルですが、スーツは最近パーソナルオーダーで作成したダブルのスーツを着ています。ビジネスでの着用ではないので、ダブルのジャケットの前を開けてリラックスした雰囲気で着用したいなと思い、身幅もあえて細くせず、ボトムスも今の気分に合わせて太くしています。あと、今年はスカーフを首元で結ばずに、敢えて垂らしてアクセントにするスタイルが気になっています。

ファッションを好きになったきっかけは?

ファッションを好きになったキッカケは大学生の時で、それまではファッションにあまり興味がなく、スポーツが好きだったこともあり、学生時代の大半はジャージで過ごしていた記憶が強いです(笑)
大学で出会った彼女(妻)がお洒落が好きだったことと、共通の知人のお洒落な先輩の影響を受け、ファッションが大好きになっていったという経緯があります!学生時代は洋服を買えるお店が近くになく、毎月出るファッション雑誌を楽しみに、メンズ、レディース関わらず何冊も買いこんで、隅々まで読んでいました。

年齢に応じてファッションの目線の変化はありましたか?

特に30代になったことをキッカケに自分自身のファッションに対する方向性も大きく変わりました。30代を境に、いわゆるモードやカジュアルという概念のファッションからクラシックなドレスよりのファッションに大きくシフトしました。当時、パリゴで初めて本格的なイタリアンクラシックスタイルのアイテムを扱い始める事をバイヤーに伝えられて、「店長は積極的に着用してほしい。」と言われた事や、良いものを長く着ていきたいという自分の思いが、丁度マッチしたタイミングだった事もあり、今に至ります。

接客において思い出というか、強く記憶に残っている体験はありますか?

沢山ありすぎて、一つには絞れません…!!店舗での接客を通して、仲良くして頂き、一緒に旅行に行ったり、ご飯に行ったりする仲になった方もいらっしゃいます。また、お忙しい中、他県から足を運んで頂ける方と、店舗でお話しする時間は毎回楽しいですし、一人一人の方との思い出がそれぞれあって、どれも良い思い出です!改めて接客において振り返ると、この仕事を選んで良かったなと思える事ばかりです。

自分のファッションの軸だったり、こだわりのポイントはありますか?

ファッションの軸にしているキーワードは「クラシックなジャケットスタイル」です。特に店頭に立つ日は、テーラードジャケットを着たジャケパンスタイルか、スーツスタイルのどちらかが圧倒的に多いです。

オフの日は子供と公園に行って遊んだり、リラックス出来る服装が多くなりがちなので、仕事の日はONのスイッチが入るジャケットを着るようにしています。ここ10年くらい、ほぼ変わらないスタイルを継続していますが、今年で丁度40歳になるので今後もファッションの力を借りて、少しでも清潔感を出したいと思っています!(笑)

オンオフを大切にされているとのことですが、「これが勝負服!」みたいな背筋が伸びるものはありますか?

持っている服はどれも好きなものばかりですが、タリアトーレとラルディーニのジャケットかスーツでしょうか。特にイベントの日や大切な日に着る服はどちらかを着る事が多く、着心地だけでなく、そのシルエットの良さに助けられて、自然と姿勢も良くなっている気がします!
また服だけでなく、靴も好きなので大切な日はお気に入りのクロケットアンドジョーンズの靴を合わせて履くことが多いです。

憧れている人、参考にしている人はいますか?

特定の誰かはいませんが、イタリアンクラシック最大の展示会ピッティウォモでの業界の方の着こなしを参考にさせて頂くことが多いです!また、展示会なのでスタイルの参考にする以外にも、トレンドや来季の流れを知ることも出来、店頭での接客にも活かすことが出来るので、毎シーズン欠かさずチェックするようにしています。また同じ業界にいる身としては、将来、実際に自分でも行ってみたいですね。

今期の注目アイテムは?是非岩男さん流に着こなしてみてください!

TAGLIATORE(タリアトーレ)のグレンチェック柄のジャケットです。自分でも柄物のジャケットはあまり持っていませんが、こちらのホワイトとブルーの色で構成されたグレンチェックはクラシカルな要素とクリーンな面が合わさった、非常に素敵な一着だと思います。
柄物のジャケットはビジネスで使用するには難易度が高い側面もありますが、アイテム自体の存在感が強い為、それだけで差がつく一着です。共生地のベストを合わせて、後は極力シンプルに同系色で纏めました。クラシックのコーディネートはあまり奇をてらわず、セオリーを守りさえすれば、清潔感も出ます。その中で、どこまで自分らしいスタイルを確立出来るかも、ファッションの楽しいところだと思います。

岩男 貴之

ストアマネージャー

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